明るい容器に飼育水と「種水」を入れる
白や透明など明るい色の容器に、魚の飼育水を入れます。すでにあるグリーンウォーターを少し足す(種水)と一気に早くなります。
コツベアタンク(底床・水草なし)が向きます。底床や水草があると、植物プランクトンを食べる微生物や競合が増えます。
かんたんに言うと
飼育水に種水と日光(1日10時間以上)を足すと、数日〜数週間で植物プランクトンが増えて緑になります。針子が24時間餌を食べられて餓死しにくいのが最大の利点です。
グリーンウォーター(青水)とは、植物プランクトン(クロレラなどの緑藻類)が増えて緑色に濁った水のことです。稚魚(針子)の育成でとても頼りになります。水中にいつでも餌があるので、卵生魚の小さな稚魚を餓死させにくいからです。屋外のメダカ飼育では、日光と適度な栄養で自然にグリーンウォーターになりやすいのも、屋外繁殖が有利な理由のひとつです。
かかる日数は条件で大きく変わります。下は複数の解説で共通する目安です。
白や透明など明るい色の容器に、魚の飼育水を入れます。すでにあるグリーンウォーターを少し足す(種水)と一気に早くなります。
コツベアタンク(底床・水草なし)が向きます。底床や水草があると、植物プランクトンを食べる微生物や競合が増えます。
植物プランクトンの栄養になるものを足します。メダカを少し多めに入れて排泄物で賄う方法、液肥や濃縮クロレラを使う方法があります。
注意液肥や濃縮クロレラの量は資料によって大きく違います。特定のml数を鵜呑みにせず、製品の規定量に従ってください。
日光(または明るいLED)に当てます。1日10時間以上の照射が目安で、光の強さより「照射時間の長さ」が効きます。水温はおおむね18℃以上で進み、高すぎる(37〜40℃以上)と植物プランクトンが死にます。
コツミジンコは入れないこと。植物プランクトンを食べ尽くしてしまいます。
種水+過密+日照が揃えば約1週間、濃縮クロレラを使えば2〜3日、自然発生なら2週間〜1か月ほどで緑になります。底や魚がうっすら見える「緑茶」程度が使いやすい濃さです。
注意向こうがまったく見えないのは濃すぎです。濃いと夜間の酸素消費で酸欠になり、稚魚が死ぬことがあります。濃くなったら飼育水で薄めます。
稚魚水槽そのものをグリーンウォーターにするか、種水として注ぎます。植物プランクトンが常に漂っているので、24時間いつでも採餌できて餓死しにくく、餌やりの回数も減らせます。メダカの針子や金魚の稚魚が代表的な対象です。しっかり成長させたい場合は、グリーンウォーターに加えてブラインシュリンプなどを少量併用すると育ちが速くなります。
見た目は緑で似ていますが、まったくの別物です。ここを取り違えないでください。
| 項目 | グリーンウォーター(有益) | アオコ(有害) |
|---|---|---|
| 正体 | 緑藻などの植物プランクトン | 藍藻(シアノバクテリア=細菌の一種) |
| 濁り方 | 水全体が均一に緑色 | 水面に膜・かたまりが浮く。茶色がかることも |
| 臭い | ほとんどない | 強い不快なにおい |
| 魚への影響 | 稚魚の餌になる | 毒素を出すことがあり、酸欠・水質悪化も招く |
水面に膜が張り、悪臭がしたらアオコを疑い、グリーンウォーターとは分けて対処(水換え・リセット)してください。
作れるまでの日数・濃さの目安・夜間酸欠・アオコとの違いは、複数の飼育解説・メダカ専門店の記述をつき合わせました。クロレラの添加量は資料間で10倍以上ばらつくため特定の量は載せず「製品の規定量に従う」とし、pHの具体的な変動値は確認できなかったため一般論に留めています。主な参照先:東京アクアガーデン、メダ活のススメ、大分めだか日和、AQUALASSIC、バイオフューチャー(アオコとの違い)。