シクリッドの繁殖

Cichlids

かんたんに言うと

ラミレジィ・アピストなど親が卵と稚魚を守る魚です。店頭の単価は高いものの、個人が売れる値段と需要は別で、採算は合いにくいグループです。

このカテゴリの要約

掲載している種 4種
繁殖の難易度 簡単〜難しい
産卵から出荷まで 92〜183日
仕入れ値(1匹) 370〜2,600円
繁殖形態 洞窟産卵・産着卵

仕入れ値は2026年7月の調査。掲載種のうち、価格の裏付けが取れているものの幅です。

目次

アピストグラマなど小型のシクリッド。親が卵と稚魚を守る子育て行動が見どころ。1匹あたりの店頭単価は高いが、個人が実際に売れる価格は店頭の数分の一で、需要も薄い。高単価でも採算が合うとは限らないグループ。

シクリッドの繁殖の勘所

シェルターや洞窟に産卵し、親が稚魚を守る。水質の作り込みとペアの相性がシビア。単価は高いものの、産卵数の少なさ・育成の長さ・買い手の薄さが重なり、採算は思うほど合わない。

シクリッドの4種を比べる

繁殖の難しさ・繁殖に向く水温・増える数・相場を一覧にしました。数字の出典は各種のページにあります。pHはふだんの飼育で許容できる幅で、繁殖に必要な水質は種によって別に厳しい場合があります(各種のページを参照)。

種 繁殖の難しさ 繁殖水温 1回に増える数 売れるサイズまで 相場(1匹)
ペルヴィカクロミス・プルケール 簡単
洞窟産卵
25〜26℃
飼育pH 5〜7.5
50〜300 90〜120日 370〜800円
アピストグラマ・カカトゥオイデス ふつう
洞窟産卵
24〜26℃
飼育pH 5〜7.5
40〜80 90〜120日 2,000〜2,600円
ボリビアンラム ふつう
産着卵
24〜27℃
飼育pH 6〜7.5
100〜200 90〜180日 460〜920円
ラミレジィ 難しい
産着卵
28〜3℃
飼育pH 5〜7
150〜300 — 970〜2,020円

相場について2026年7月までに大手通販とオークションの実売を種ごとに調べた幅です。値段は動くので、目安として見てください。

目的別に選ぶなら

  • とにかく失敗せず殖やしたい:ペルヴィカクロミス・プルケール(繁殖の難易度「簡単」)。
  • 早く次の世代を見たい:ペルヴィカクロミス・プルケール。産まれてから売れるサイズまで90〜120日で、このグループでいちばん短い部類です。
  • 1匹あたりの相場が高いもの:アピストグラマ・カカトゥオイデス(2,000〜2,600円)。ただし相場が高いことと、個人が売って採算が合うことは別です。理由は種のページと繁殖は儲かるのかに書いています。
  • 親が卵や稚魚を食べる種:ペルヴィカクロミス・プルケール・アピストグラマ・カカトゥオイデス・ラミレジィ。残したいなら親と分ける準備が要ります(産卵床の作り方)。

シクリッドの繁殖で役立つガイド

よくある質問

シクリッドでいちばん繁殖が簡単なのはどれですか?
ペルヴィカクロミス・プルケールです(繁殖の難易度「簡単」)。 産まれてから売れるサイズになるまでがいちばん短いのはペルヴィカクロミス・プルケールで、90〜120日が目安です。
シクリッドの親は卵や稚魚を食べますか?
ペルヴィカクロミス・プルケール・アピストグラマ・カカトゥオイデス・ラミレジィは、親が卵や稚魚を食べるとされています(各種のページに出典)。残したい場合は、産卵床や隔離容器で親と分けてください。 それ以外の種は、親と同居させたままでも稚魚が育ちやすい部類です。