アナバスの繁殖

Anabantoids

かんたんに言うと

ベタ・グラミーはオスが水面に泡の巣を作り、卵と稚魚を守ります。稚魚はとても小さく、最初はインフゾリアなど極小の餌が要ります。

このカテゴリの要約

掲載している種 4種
繁殖の難易度 ふつう〜難しい
産卵から出荷まで 61〜182日
仕入れ値(1匹) 345〜5,600円
繁殖形態 泡巣

仕入れ値は2026年7月の調査。掲載種のうち、価格の裏付けが取れているものの幅です。

目次

ベタ・グラミーなど、空気呼吸ができる器官(ラビリンス器官)を持つグループ。オスが水面に泡の巣を作り、卵と稚魚を保護する繁殖行動が特徴的で、観察する楽しみが大きい。

アナバスの繁殖の勘所

産卵数は多いが、ペアの相性が悪いとメスが攻撃されて死ぬこともあり、お見合いから慎重に進める必要がある。稚魚が非常に小さく、初期飼料の準備が成否を分ける。

アナバスの4種を比べる

繁殖の難しさ・繁殖に向く水温・増える数・相場を一覧にしました。数字の出典は各種のページにあります。pHはふだんの飼育で許容できる幅で、繁殖に必要な水質は種によって別に厳しい場合があります(各種のページを参照)。

種 繁殖の難しさ 繁殖水温 1回に増える数 売れるサイズまで 相場(1匹)
ドワーフグラミー ふつう
泡巣
28〜3℃
飼育pH 6〜7.5
300〜800 — 865〜1,150円
ハニーグラミー ふつう
泡巣
27.8〜28.9℃
飼育pH 6〜8
200〜400 60〜75日 345〜460円
パールグラミー ふつう
泡巣
26〜28℃
飼育pH 6〜8
200〜600 90〜180日 433〜1,060円
ベタ 難しい
泡巣
26〜28℃
飼育pH 6〜8
30〜500 90〜120日 800〜5,600円

相場について2026年7月までに大手通販とオークションの実売を種ごとに調べた幅です。値段は動くので、目安として見てください。

目的別に選ぶなら

  • とにかく失敗せず殖やしたい:ドワーフグラミー・ハニーグラミー・パールグラミー(繁殖の難易度「ふつう」)。
  • 早く次の世代を見たい:ハニーグラミー。産まれてから売れるサイズまで60〜75日で、このグループでいちばん短い部類です。
  • 1匹あたりの相場が高いもの:ベタ(800〜5,600円)。ただし相場が高いことと、個人が売って採算が合うことは別です。理由は種のページと繁殖は儲かるのかに書いています。
  • 親が卵や稚魚を食べる種:ドワーフグラミー・ハニーグラミー・パールグラミー・ベタ。残したいなら親と分ける準備が要ります(産卵床の作り方)。

アナバスの繁殖で役立つガイド

よくある質問

アナバスでいちばん繁殖が簡単なのはどれですか?
ドワーフグラミー・ハニーグラミー・パールグラミーです(繁殖の難易度「ふつう」)。 産まれてから売れるサイズになるまでがいちばん短いのはハニーグラミーで、60〜75日が目安です。
アナバスの親は卵や稚魚を食べますか?
ドワーフグラミー・ハニーグラミー・パールグラミー・ベタは、親が卵や稚魚を食べるとされています(各種のページに出典)。残したい場合は、産卵床や隔離容器で親と分けてください。