コイ科の繁殖

Cyprinids

かんたんに言うと

丈夫で殖やしやすい。数で勝負。

このカテゴリの要約

掲載している種 5種
繁殖の難易度 簡単〜とても難しい
産卵から出荷まで 61〜123日
仕入れ値(1匹) 30〜347円
繁殖形態 バラマキ産卵・産着卵

仕入れ値は2026年7月の調査。掲載種のうち、価格の裏付けが取れているものの幅です。

ゼブラダニオ・アカヒレ・ラスボラなど。丈夫で水質にうるさくなく、繁殖も比較的容易。単価は安いが、まとまった数を安定して殖やせる。

コイ科の繁殖の勘所

水草や底床に卵をばらまくバラマキ産卵が多い。親が卵を食べてしまうため、産卵後すぐに親を隔離するか、卵が落ちる仕掛け(産卵ネット・ビー玉)を使うのが定石。

掲載している種

繁殖が簡単な順に並べています。

スマトラ。銀オレンジの体に黒い4本の帯、ヒレと吻に赤が入る。種小名 tetrazona は「4本の帯」の意味。 バラマキ産卵

スマトラ

Puntigrus tetrazona

丈夫でよく殖える定番のコイ科ですが、ヒレの長い魚を齧るため混泳を選びます。単価も安く売り先に困る、殖やす意味の乏しい魚です。

単価 245円〜
繁殖のしやすさ
育てやすさ
ゼブラダニオ。ゲノムが完全に解読され、ヒトと約70%の遺伝子を共有する。 バラマキ産卵

ゼブラダニオ

Danio rerio

1回に200〜300個も産む多産な卵生魚です。数は採れますが、品種差が2倍しかなく値が付きません。

単価 93円〜
繁殖のしやすさ
育てやすさ
繁殖期のオス。全身が深紅(チェリーレッド)に染まる。これが名前の由来。 バラマキ産卵

チェリーバルブ

Puntius titteya

家庭で殖やせる数少ないバルブ。丈夫でバラマキ産卵し稚魚も育てやすいのに、単価が安く出口が無く採算は合いません。

単価 134円〜
繁殖のしやすさ
育てやすさ
アカヒレ。赤い尾と虹色のラインが美しい。5℃まで生存できるほど丈夫で、ヒーターなしでも飼える。 バラマキ産卵

アカヒレ

Tanichthys albonubes

丈夫で殖やしやすい卵生魚です。ただし通販では1匹30円の「生餌」として売られています。

単価 30円〜
繁殖のしやすさ
育てやすさ
ラスボラ・ヘテロモルファ。体側の黒い三角模様が特徴。 産着卵

ラスボラ・ヘテロモルファ

Trigonostigma heteromorpha

葉の裏に卵を産み付ける珍しい繁殖をします。ただし家庭での繁殖例はほとんど報告がありません。

単価 183円〜
繁殖のしやすさ
育てやすさ