【価格】2026-07-18 に charm(チャーム)の検索結果一覧で確認(すべて改良ブリード個体。野生型は一覧に出現せず=日本ではほぼ流通しない)。ジャーマンラミレジィ(国産ブリード)1匹1,100円、ゴールデンジャーマン(国産)1匹1,800円、ブルーダイヤモンド1匹1,150円・5匹4,850円=1匹970円、バルーン各種1,600〜2,020円、ダークナイト(プレミアム)1匹5,000円。標準的な改良個体は単品1,100〜2,020円/複数買いで1匹あたり970〜1,000円。
【ヤフオク実売(aucfree・直近30日)】落札13件・平均3,184円。内訳の大半が業者出品: マツヨシワールド(ベトナム産輸入)の五色・ゴールデンロングフィン1ペア4,980円が反復落札、不二熱帯魚 M3匹1,400円=1匹467円、バルーンゴールデンの量産出品者が3匹1,780円(1匹593円)・1匹780円など。個人ブリーダーと明確に判別できる出品はほぼゼロ。競り上がりもほぼ発生せず(大半が入札1件)。ヤフオクが個人繁殖の販路ではなく業者の販売網として機能している。個人養殖個体の実質単価は1匹467〜800円。メルカリの個別落札単価は直接確認できず=不明。
【養殖個体の繁殖不能・質の問題】Seriously Fish が「市販の量産個体は遺伝的に弱く、病気に罹りやすく、寿命が短く、繁殖力が乏しい(poor reproductive vigour)。生産を増やすためホルモンが使われることがある」と明言(確度:中〜高)。ただし「ホルモンで不妊化」の査読レベルの実証は見つからず、業界・趣味界で広く共有された知見という位置づけ。TFH誌・Aquarium Tidings 等も東南アジア養殖個体のホルモン処理・不妊・短命(18か月ほど)を指摘(確度:中)。日本語情報でも「改良ラミレジィは繁殖時にペアが卵を食べる食卵が頻発し、これは野生種では稀」と一致(確度:中)。良質個体はドイツ・チェコ・オランダ産または国内個人ブリーダー由来とされる。
【学名】Mikrogeophagus ramirezi (Myers & Harry, 1948) が有効(FishBase・GBIF)。属名の綴りは Mikrogeophagus(k入り)が有効で、Microgeophagus(cのみ)は無効な綴り変え(Kullander 1998)。原記載 Apistogramma ramirezi → Microgeophagus / Papiliochromis を経て1998年 Kullander が Mikrogeophagus に確定。ボリビアンラムは別種 Mikrogeophagus altispinosus(charm でも別商品「アルティスピノーサ2匹1,730円」として併売)。
【繁殖】オープン(サブストレート)産卵・両親共同育児(Seriously Fish、確度:高)。平らな石・スレート・広葉の水草・ガラス面に産卵。水温28〜30℃の高水温+弱酸性軟水(pH5〜6)が要る。産卵数150〜300個(aqua-fish.net・確度:中)、孵化2〜3日、遊泳開始は孵化後さらに約5日(Seriously Fish・確度:高)。初期飼料はインフゾリア/マイクロワーム→ブラインシュリンプ幼生。初回産卵では親(特に若い改良個体)が卵・稚魚を食べる食卵が頻発。人工孵化(親を隔離しメチレンブルーでエアレーション孵化)で回避する手法もあるが、両親育児の見どころは失われる。
【サイズ・寿命】オス標準体長約4.2cm(FishBase)、全長で約5〜7cm。寿命は平均2〜3年(日本の飼育情報・確度:中)、養殖個体は18か月ほどとの海外報告もある。
【裏が取れなかった項目】①野生型(ベネズエラ産ワイルド)の日本実売価格(流通ほぼ無し=不明)②養殖個体のホルモン不妊の査読レベル実証(不明・趣味界の知見に留まる)③「突然死」の定量的裏付け(逸話のみ・不明)④稚魚生存率・出荷サイズ到達日数の一次データ(不明。ゆえに出荷までの日数・生存率は載せていない)⑤性成熟までの日数(不明)⑥メルカリの落札単価(不明)。
【主な情報源】charm(販売ページ)、aucfree/Yahoo!オークション落札相場、FishBase、GBIF、Seriously Fish、Wikipedia、Aqua-Fish.net、The Aquarium Wiki、Practical Fishkeeping、TFH Magazine、Aquarium Tidings、レヨンベールアクア、大塚熱帯魚、nittanwith。