【価格】2026-07-18 に charm(チャーム)本店の「モーリー」一覧(182件)とヤフオクを実ページで確認(SOLD OUT除外)。ショートフィン量産型はブラックモーリー12匹2,300円=1匹192円、シルバー12匹2,530円=211円、ブラッドオレンジ5匹1,100円=220円、ダルメシアン4匹1,330円=333円、ブラックライヤーテール4匹1,210円=303円。セルフィンは別格で、プラチナセルフィン1ペア2,000円=1匹1,000円(他のセルフィンはほぼ売り切れ=大型で回転が遅い)。→型による単価差は約5倍。ヤフオクは「モーリー 熱帯魚」138件中オークション形式はわずか6件・132件が即決で、表示された全出品が入札0件(競り上がりが起きていない)。ブラック5匹1,000円即決(200円/匹)とcharm量販店と同水準か下。繁殖ペアは2,500円+送料1,490円、ファンシー改良系(サクラ・ブルーダイヤモンドアイ等)1ペア4,980〜5,980円+送料980円。生体は保温・死着保証で送料が1件980〜1,500円かかり、200円の魚では送料が価値を上回る。メルカリは生体禁止で実質ヤフオク一択。
【分類の混乱】ショップの「モーリー」は単一種ではなく、Poecilia sphenops(ショートフィン)、P. latipinna・P. velifera(セルフィン)と、それらの交雑改良系の総称。ブラックモーリーは「種」ではなく、P. sphenops のメラニン個体を起源に P. latipinna 等を交雑固定した改良品種で、正式な学名は付かない(Balon は黒モーリーの起源を P. sphenops × P. latipinna に帰す)。セルフィン2種は背ビレ軟条数で判別(latipinna 約14本 / velifera 18〜19本)。バルーンは脊椎短縮の奇形固定系。アフリカンシクリッドの「モーリー」(トロフェウス等)は別種。
【裏付けが取れなかった項目】出荷サイズ(3〜5cm)までの日数は「1cm/月」という成長記述しか裏が取れず、90〜150日は性成熟(約3か月)からの推定であり出典のある数値ではない。家庭での稚魚生存率も定性記述のみで、%の裏付けがなく数値は載せていない。産仔間隔「約1か月」は英語二次情報のみで確度中。
【水質・病気】硬水・弱アルカリを強く好むのは FishBase の生息データ(GH 11〜30、pH 7.5〜8.2)と一致。塩は必須ではないが、原産が沿岸汽水域のため少量で調子が上がり病気に強くなる(広塩性、latipinna は高塩分にも耐える)。「よろけ病(shimmies)」は単一の病原体ではなくストレス性の生理崩壊で、軟水・酸性・水質悪化が引き金。モーリーは livebearer で最もかかりやすい。白点・エロモナスに弱いという説は「やや誇張だが方向は正しい」(不適切飼育で崩れやすいが、塩耐性が高く塩水浴治療はしやすい)。
【主な情報源】FishBase(sphenops / latipinna / velifera)、Wikipedia(英語)、USGS NAS、東京アクアガーデン、AquariumStoreDepot、charm(販売ページ)、Yahoo!オークション。