釣り川魚

川で釣れる魚と釣れる時期

かんたんに言うと

流れのある川ならオイカワ・カワムツ・ウグイ、池や水路ならフナやモツゴ。多くは一年中釣れるが、遊漁券や禁漁期間の決まりがあり、増水やダムの放流にも注意する。

目次

川・池・水路で狙える魚の一覧

釣れる時期は、ほとんどが釣り専門メディアの目安です。公的な統計ではなく、地域や年で変わります。

魚釣れる時期の目安釣れる場所注意
ウグイ ほぼ一年中(釣り専門メディア)。漁業権のある川では遊漁券・禁漁期間を確認 川 取り扱い注意
オイカワ ほぼ一年中。地域差があり、関東は春と秋、関西は寒中がよいとも(釣り専門メディア・日本大百科全書) 川/池・沼・水路 取り扱い注意
カワムツ 春から晩秋が中心。5〜10月が見つけやすく釣りやすい(釣り専門メディア) 川 取り扱い注意
ギンブナ ほぼ一年中。春の産卵期(乗っ込み)に浅場へ寄る(百科事典・釣り専門メディア) 川/池・沼・水路 取り扱い注意
ゲンゴロウブナ 釣り堀や自然の釣り場で一年中(日本大百科全書)。春は産卵で岸に寄る 池・沼・水路/川 取り扱い注意
マナマズ 通年釣れるが4〜6月がよいとの釣りメディアの記述がある(確度は低め)。水温15℃以下で食いが落ち、10℃以下では餌をとらない(ダイワの解説)。 川/池・沼・水路 取り扱い注意
モツゴ ほぼ一年中(釣り専門メディア1件)。池や水路ではその場所の決まりを確認 川/池・沼・水路 取り扱い注意

「取り扱い注意」は主に、生で食べると寄生虫に感染するおそれがあることです。川魚は生で食べず、十分に加熱してください(くわしくは各魚のページ)。

季節ごとに釣れる魚

上の表の「よく釣れる季節」を季節ごとに並べ直したものです。

禁漁期間に注意一年中釣れる魚でも、漁業権のある川では漁協が禁漁期間や禁漁区を決めていることがあります。季節の表は「釣ってよい時期」ではありません。

釣り方で選ぶ

釣り方どんな釣りか狙える魚
ウキ釣り・ミャク釣り ミミズ・アカムシ・練りエサなどを流れやよどみに流す。ミャク釣りはウキを使わず糸の動きでアタリを取る ウグイ・オイカワ・カワムツ・モツゴ・ギンブナ
毛ばり(蚊ばり)の流し釣り 小さな毛ばりを数本つけた仕掛けを流れに乗せて扇状に流す オイカワ・カワムツ
小さなルアー 小型のスプーンやミノーを流れに通す カワムツ
ヘラブナ釣り 専用の竿と細長いウキ、練りエサで、池や釣り堀のヘラブナを狙う ゲンゴロウブナ
タナゴ仕掛け 小さな針と繊細なウキの仕掛けで、池や水路のよどみを探る モツゴ・タイリクバラタナゴ

魚の見分け方は川魚の種類の比較表へ。

釣る前に確かめること

遊漁券と禁漁期間:ウグイやオイカワは多くの川で漁業権の対象になっています。その川で釣るには漁協の遊漁券が要り、禁漁期間や禁漁区が決められていることもあります。対象かどうか、料金や期間は漁協ごとに違うので、釣る川の漁協に確認してください。公園の池などでは、釣りが禁止されている場所や決まりのある場所があります。

釣った魚を別の場所に放さない:カワムツは関東・北陸以北で環境省の外来種リストに載っていて、もともといなかった川へ人の手で運ばれて広がっています。釣った魚を別の川や池に移したり、持ち帰って放したりしないでください。

川で釣るときの安全

雨が降ったらすぐに川から離れる:日本の川は急流が多く、雨で一気に増水することがあります。上流の雨の状況も確かめてください(静岡県)。川の水が増えたり濁ったりしたとき、流木や落ち葉が流れてきたときも川から離れます(和歌山県)。

ダムの放流:雨が降っていなくても、ダムから水が放流されることがあり、始まると下流の水位は急に上がります(静岡県)。放流のサイレンや避難の放送が聞こえたら、すぐに川から離れてください(和歌山県)。上流にダムがある川では、サイレンや看板の場所を前もって確かめておきます。

中州にとどまらない:草木が生えた中州でも、増水すると水没して逃げ道がなくなるおそれがあります(静岡県)。

ライフジャケットを着る・一人で行かない:川に入るときはライフジャケットを着て、行き先を人に伝え、一人では行かないようにします。空が急に暗くなったり雷が鳴ったりしたら、すぐに川から出ます(愛知県)。

よくある質問

川や池で釣れる魚は?
このサイトに載せている魚ではウグイ・オイカワ・カワムツ・ギンブナ・ゲンゴロウブナ・マナマズ・モツゴなどです。オイカワ・カワムツ・ウグイは川の流れのある場所、フナ(ギンブナ・ヘラブナ)やモツゴは池や水路のよどみでもよく釣れます。
季節ごとに釣れる川魚は?
釣り専門メディアの目安では、春はウグイ・オイカワ・カワムツ・ギンブナ・ゲンゴロウブナ・マナマズ・モツゴ、夏はウグイ・オイカワ・カワムツ・ゲンゴロウブナ・マナマズ・モツゴ、秋はウグイ・オイカワ・カワムツ・ゲンゴロウブナ・モツゴ、冬はウグイ・オイカワ・ゲンゴロウブナ・モツゴです。地域差が大きく、川によっては禁漁期間もあります。
川で釣りをするのに許可は要りますか?
ウグイやオイカワは多くの川で漁業権の対象になっていて、その川で釣るには漁協の遊漁券が要り、禁漁期間や禁漁区が決められていることもあります。公園の池などでは釣りが禁止されている場所もあります。釣る前に、その川の漁協や場所の管理者の決まりを確認してください。
釣った川魚を別の川や池に放してもいいですか?
いけません。カワムツは関東・北陸以北で環境省の外来種リストに載っていて、もともといなかった川へ人の手で運ばれて広がっています。釣った魚を別の場所に移したり、持ち帰って放したりしないでください。
雨が降っていなくても川が急に増えることはありますか?
あります。静岡県は、雨が降っていなくてもダムから水が放流されることがあり、放流が始まると下流の水位は急に上がるとしています。放流のサイレンや避難の放送が聞こえたら、すぐに川から離れてください(和歌山県)。
情報源・注記

釣れる時期・場所・釣り方は、各魚のページで出典を示した資料(主に Honda 釣り倶楽部・DAIWA などの釣り専門メディア、オイカワの地域差は日本大百科全書)の書き方どおりです。公的な季節別の統計ではありません。季節の区切り(春=3〜5月など)はこのページでの便宜上の分け方です。漁業権と遊漁券は三重県・福岡県などの資料(各魚のページ)、カワムツの外来種リストは環境省。川の安全は静岡県「かわを楽しんでいただくために」(増水・ダムの放流・中州・ライフジャケット)、和歌山県 河川課(増水・放流のサイレン)、愛知県 河川課(ライフジャケット・一人で行かない・雷)。